金沢旅行は続く。
駅近辺で宿泊した新しい素敵なホテルの話はこちら。
もともと金沢に行きたいというのは夫がずっと言っていたんだけど、結構遠いイメージがあって、私がずっと渋っていた状況だった。
今回、加賀屋に宿泊しようという話が出たので、簡単に心が翻った。
いつ見たのか全く覚えていないけれど、花嫁のれん物語のドキュメンタリーで号泣した過去があり、和倉温泉には一度行ってみたかった。
今回はそのお宿では無いけれど、よく話に聞く加賀屋…行けるなら行ってみたい。
ということで、早速予約をして行ってきた。
金沢駅から能登かがり火号に乗って移動し(爆睡)、和倉温泉駅に到着。
駅でお宿の迎えのバスに乗って加賀屋へ到着して、バスが入り口に入った瞬間驚いた。
仲居さんたちが、本当に全員列に並んできっちりお辞儀されて出迎えされている…!!!
圧巻の光景。
もうこの時点でびっくり。すごい大人数の方々なんだもの。
しかもとても寒いのに!
皆様どうか風邪ひかないで下さい…。
中に入ると、さらに豪華で広い作りになっていて、お土産物屋もたくさん。
エレベーターに乗ると、大きな加賀友禅が眺められる作り。
お部屋はとても新しいという感じではなかったけれど、清潔で、景色も穏やかな海が広く見えてよかった。
夕食はお刺身を追加した”お造り10種盛り”プラン。
う、うにがある、嬉しい、お造りは子供にも同じものが出たのでもらってしまった。
お刺身、本当に美味しいものばかり。
そして、なぜか夫が頼んでいた焼き蟹。もー無言で食べた、美味しすぎて。
必死だったみたいで焼き蟹の写真がない、ごめんなさい。
(上は通常のお料理の蟹。これに追加で蟹たくさんいただいた)
蟹にも色々あると思う、昔別の旅館で食べたものは大きかったけど、味は普通だった気がする。加賀屋のは味もとても美味しかった。焼き蟹おすすめ。
他の料理も趣向が凝らされていて、どれも美味しく大満足。
そして、夕食の後は、子供についてきてもらって、楽しみにしていた「レプラカン歌劇団」に。
実は最初からここに行くと決めていた(笑)
いやーよかった。素敵な歌声やダンス、綺麗なお衣裳にメイク、見惚れたし楽しめた。
異次元に連れていってもらった感じで、お酒もいただきながらとてもリラックスできた時間だった。
実は宝塚も一度も行ったことないのだけど、歌劇にはまる可能性が自分にあることを確認した(笑)
翌日もお見送りしてもらって、バスで和倉温泉駅へ。
皆で手を振ってお見送りいただいた後に、駅へ向かう最後の曲道のポイントまで、加賀屋の方が立ってらっしゃって深々とお辞儀をしてお見送りをいただいて、びっくりしてしまった。
インバウンドの外国人の旅行客もたくさん来ていたし、大規模な人気旅館なのだから、送る車も山ほどあるだろうし、細かいところがおろそかになってもしょうがないはずなのに、丁寧にお客様に接しているところが垣間見えて、これが違いなのかなあ、と考えてしまった。
私が今まで泊ってきた旅館では体験しなかったことがいくつも味わえて(レプラカンも含め)、面白い目から鱗の宿泊だった。
加賀屋は館内に見どころがいっぱいあって、それを回るだけでも楽しい。
天皇陛下が宿泊された際の御献立の掲示なんかもあり、びっくりした。
あまり外に出なくても、旅館の中に楽しいことが集まっているので、幅広い世代にもいいかもしれないと思った。
一休からも予約可能。
おまけ:
若い仲居の方に子供に飴をいただいたんだけど、これがまたパッケージも素敵で、美味しいの。
歩いて5分くらいのところに、大好きな辻口さんのお店があり、閉店間際に駆け込んだら、プリンが一つだけあったので、購入。
これが本当のとろけるプリン。湯上りに美味しくいただいた。
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