勝間式生き方の知見 お金を幸せを同時に手に入れる55の方法

3年前に受けた自分のストレングスファインダーの記録がどこを探しても無くて、

強みの前に、「整理ができない」弱みを思い知った。

勝間和代さんの本を最近読んでいて、自分の強みを思い出したくなったのだ。


 

この本は、私が読んできた勝間さん本のエッセンスがぎゅっとなったような印象の内容で新しい話はあまり無かったはずなんだけど、

何も考えなければそのまま過ぎていく日常に、立ち止まって考えるリマインダーとしては、とてもよくまとまっていると思った。

暇な時に読み返せるように電子書籍も買おうと思っている。

 

それで、読み終わってからずっと、頭の中に「リスクテイク」という言葉と「将来性」という言葉が残っている。

私はどちらかというと、保守的な人間だと思う。

大人しいというか、母数が多いところに紛れてあまり目立たないようにしている。

転職ぽいことをしたこともあったけど、基本条件は変わらないような環境でやったし。

 

ただ、今日あるものが明日もある世界ではないこともひしひしと感じる。

私の会社、子供が就職活動する時くらいには違う形態になっていそうな気もする。

身近なところで変化のスピードが速くなってきていて、波が少しはねてきている。

次に超スピードのモーターボートが通ったら、正面からざぶんと波をかぶってしまうに違いない。

 

まあ、波をかぶるのが悪いことばかりではないけど、そのままおぼれて死んでしまうのは困るな。

もうこんな年だけど、人生100年時代だと、まだこんな年。

 

今いる部屋を、職場を、自分の住んでいる街を見回して、今の環境に満足しているけれど、でもどこか何か足りない。

多分自分の思い描くものと何かしらまだギャップがあるんだろう。

でも、本当はこういう部屋に住みたい、本当はこういう仕事がしたい、

本当はこんな生き方がしたいって、

こんなに物や会議やタスクが溢れている状況じゃ、なかなか本当のところは見つからない気がしてる。

自分にとって、全てが多すぎる。

どこかで読んだ話だけど、今あるソファがどうしても気に入らなかったら、捨てて新しいソファを買うしかない、という、そういうステップに入ってきているのかも。

 

このPCが置いてある机の上の真四角のピンクの付箋を見て、こんなものいつここに置いたんだっけ、とぼーっと考える。思い出せないけど。

その下に置いてある私宛のハガキは、夫に渡さないといけないものなんだった。

一週間忘れていたな。

仕事運アップに置いている机のミリオンバンブー、黄色い葉っぱが2枚だけある。

気になる、ハサミで切りたい…。

 

なぜか急にいつもの空間にそわそわしてきちゃって、少し神経過敏になっているのか、何かの前触れなのか。

よく自分のことは自分に聞けとか言うけど、今まで私は自分から何の声も聞こえてこなかった。

思考を自分に集中させることが得意でなかったのかもしれないし、周りのことを気にするタイプなので(よく言われる)、生活、ひいては自分の人生なのに気が散っていることが多かった気もする。

 

勝間和代さんは本の中で「外食の時に普段選ばないメニューを選んでリスクテイクをしよう」と言っていた。

私がそれを夫に言って「ねえ、今度行ったことない近くのタイ料理屋さんに行ってみよう」と提案したら、「リスクを取ろうとしているのか」と笑われて、まあ、そんなやりとりもどうでもよくて楽しかった。

 

いつもと違うことを積み重ねてみるゲームを始めてみるのは結構面白そう。

ステップバイステップ、いつか何かが起きるかもしれないよね。